ちゅうざん整形外科・内科・胃腸内科

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〒891-0105 鹿児島市中山町5237-1
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整形外科

整形外科について

検査に関して

当院の整形外科は変形性股関節症・変形性膝関節症・腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの脊椎疾患に代表される慢性疾患や、靱帯損傷・各種骨折などの急性疾患、骨粗鬆症や痛風などの代謝性疾患に至るまで、幅広い分野の診療を行っております。
検査に関しては、骨粗鬆症学会推奨のDXA法を用いる骨密度測定装置や末梢神経絞扼性疾患に対しての神経伝導速度検査を行っております。

手術に関して

手術に関しては、ばね指・手根管症候群などの各種炎症性腱鞘疾患に対する外来手術から、脊椎手術・人工関節置換術・各種骨折、靱帯再建術などの全身麻酔を要する手術まで、年間約300例程度行っております。近年では、脊椎内視鏡手術も行っております。
また尾骨(尾てい骨)周囲の慢性的な痛みを主訴とする比較的まれな疾患である尾骨不安定症に対する手術も積極的に行っております。
自由診療では巻き爪に対する特殊なワイヤーを使用した矯正治療を行っております。
周術期の合併症である静脈血栓塞栓症に対しては、当院にて出来る範囲で可能な限りの対策をとっております。手術前に血液マーカーを調べ、陽性であれば下肢血管エコーを行っております。術後は抗凝固療法、間欠的空気圧迫法(IPC)、弾性ストッキングを併用し術後1週間以内に下肢血管エコーを行っております。
術後の痛みに対しては、持続静脈内注入、持続硬膜外注入などを併用しております。

整形外科で行っている検査・治療

人工股関節置換術

人工股関節置換術とは、変形性股関節症、大腿骨骨頭壊死症、関節リウマチなどにより傷んでしまった股関節を人工の関節に置き換える手術です。患者様の状態に合わせて、骨移植を併用しています。術後2日目より起立・歩行訓練を開始し、術後約1ヶ月間の入院リハビリを行っています。

人工股関節置換術人工股関節置換術人工股関節置換術
人工膝関節置換術

人工膝関節置換術とは、変形した膝関節、変性した軟骨を切除し、人工の関節に置き換える手術です。主に変形性膝関節症に対して行っています。当院では人工関節の設置位をより適正に行うために簡易ナビゲーションシステムを用いています。外反膝に対しては、外側アプローチ等を取り入れながら手術を行っています。術後2日目より起立・歩行訓練を開始し、術後約1ヶ月間の入院リハビリを行っています。

人工膝関節置換術人工膝関節置換術
脛骨顆外反骨切り術

当院では変形性膝関節症に対して人工膝関節置換術の他に脛骨顆外反骨切り術も行っています。変形を矯正し、膝の内側にかかる圧を分散し安定化を図る手術です。術後のリハビリも含めて約2-3ヶ月の入院となります。また、手術から約1年後に内固定したプレートとスクリューの抜釘手術が必要となります。

脛骨顆外反骨切り術脛骨顆外反骨切り術
背椎固定術

腰椎分離症、腰椎すべり症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア等の症例では、腰椎、下肢痛、間欠性跛行等、耐え難い症状を見ることがあります。
内服、注射やリハビリでは、改善が得られない場合、固定術を選択する事があります。
神経の圧迫を取り除いた上で、背椎の不安定性を改善し、背椎のアライメント(背椎の並び、カーブ等)をより良く整える手術方法です。
固定術には、スクリュー、スペーサー(ケージ)、自家骨を使用します。手術前には、自己血を必要に応じ貯めて保存し、術中、術後の出血に対処します。

脊椎内視鏡手術

手術でできるキズが小さいため痛みが少なく、回復が早いということが最大の利点です。
また、傷痕も目立たなく、出血も少ない為、輸血は原則必要ありません。内視鏡を用いた脊椎手術は体に優しく早期の社会復帰を可能にしました。体力に自信がない高齢の方や、長期に仕事を休めない方も手術を受けて頂きやすくなりました。

脊椎内視鏡手術の実際
切開部から挿入した超小型カメラ(内視鏡)を確認しながら行います。モニターでは、術野に近い鮮明な視野を確保できる為、安全、安心に手術を行うことができ、傷口の大きさは、約18㎜と小さなキズです。
主な対象疾患
腰椎椎間板ヘルニア や 腰部脊柱管狭窄症 など

尾骨不安定症

「尾てい骨の痛み」というのは、「尾骨」というお尻の真ん中にある脊柱の一番下にある骨の辺りの痛みと考えられます。尾骨は、動物ではしっぽの部分に当たりますが、人では退化した3〜6個の尾椎(びつい)が一塊で存在します。この辺りの痛みは、いろいろな原因で起こってきます。

仙尾関節および各尾椎間の不安定性を確認できた場合、手術適応と考えております。
尾骨摘出術を現在までに50例以上施行し良好な成績を得ております。
この疾患は整形外科、肛門科、消化器外科、婦人科を受診されても、画像検査などではとらえられにくく、的確な治療を受けられない事が多く、手術を希望され、当院初診される方も多数いらっしゃいます。

当院では、尾骨部の愁訴を軽減する目的にて、尾骨摘出術を行っております。
尾骨不安定症は、明らかな原因もなく、あるいは外傷を契機に、坐位などによる局所疼痛の他、肛門周囲の安静時痛、不定期に起こる便意などの多岐にわたる症状を呈する疾患で、長年悩まされている例も少なくありません。

神経ブロックによる痛みの治療

発熱時や風邪症状のある方は、注射できないことがあります。必ず医師に申し出てください。
注射をした日は、入浴(お風呂、シャワー、ウォシュレット)できません。ガーゼは24時間後に外してください。
注射の間隔や回数は、個々の症状によります。遠慮なく医師にご相談ください。

神経根ブロック注射

神経根ブロック注射とは背骨の神経の根元にある神経根に麻酔薬を注射し、痛みを和らげる注射です。レントゲンの透視下で体の内部を透かしながら行うことで、正確に痛みの原因の場所に注射をすることが可能です。また痛みの元になっている神経に直接注射をするため効果が期待できます。

主な対象疾患
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、頚椎症性神経根症 など

硬膜外ブロック注射

当院ではMRI(他院に依頼)を施行後適応がある患者様に対し、硬膜外ブロック注射を行っております。痛む神経の近くの硬膜外腔にブロック針で局所麻酔薬などの薬液を注入する方法です。この硬膜外ブロック注射は、薬液で痛みの感覚を脊髄や脳に伝える感覚神経に生じた異常な興奮を鎮めたり、血管を収縮させる神経である交感神経の作用を遮断したりします。そのため、痛みを緩和したり,血管を広げたりしますので、持続していた痛みが緩和されます。又痛みによって起こる異常な筋肉の緊張も鎮まり、筋肉由来の痛みも緩和されます。硬膜外ブロック注射の時間は1-2分ですみますが、その後の1時間以上をベッドで休んでいただきます。

主な対象疾患
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、ギックリ腰、坐骨神経痛など

持続硬膜外ブロック注射

頚椎や腰椎の硬膜外腔にカテーテルを留置して痛みを和らげる方法です。この持続硬膜外ブロック注射は入院して行う治療となります。

主な対象疾患
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症 など

まき爪治療

ワイヤーで変形を矯正するので痛くない巻き爪治療が可能です。
ワイヤーが入っている状態でも、入浴、運動の制限はありません。
※自由診療になります。

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